カナダ南西部(バンクーバー)

バンクーバーの街並み
2003.07.01〜07.03
1人旅
Backpacker’s Hostel泊
Air Canada
アメリカの西海岸、オレゴン州ポートランドから帰国の途中、
エアカナダを利用したため、バンクーバー経由に。
ストップオーバーOKのチケットだったので、せっかくだから寄ってみることにする。
宿は、友達からもらったパンフレットを元に電話で予約。とても安宿だった。
  おいしかったもの


えびの生春巻き

これはかなりおいしかった。生春巻きに特有の香菜こそ入っていない
ものの、大根の千切りと、サラダ菜とボイルえびが中に入っていて、
中華風なんだけど、味噌っぽい感じのソースをつけて食べる。

ベリー類
ちょうど夏だったので、マーケットでたくさんベリーを売っていた。
ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーを4分の1ポンド
(約50グラム)ずつ買い、ベリー三昧。なかなか日本だと、
生ブルーベリー、ラズベリーなんて
高嶺の花だし。

ケージョ
ブラジルのモチモチしたパン。これも、マーケットで発見。
ケージョがパンの意味なのかどうかはよく分からないけど、
スペイン語のチーズという単語に似ている。
ポルトガル語?バジル味とか、トマト味とか、プレーンとかがある。
かなりおいしくて腹持ちもいい。
日本では、ポン・デ・ケージョというものを、ホテルの
ケーキバイキングで食べたことがあるけど、それとほぼ同じものだと
思う。卑近な例ではセブンイレブンの小さくて丸っこい
チーズパンの味に似ている。
  エピソード

バンクーバーへは1人旅で、その直前のNY旅行の関係で
時差ボケ(3時間)していたこともあり、毎日、朝早く目が覚めてしまっていた。
だから、朝早くから、あてもなくふらふら観光することにした。
川沿いを歩いていると、パブリック・マーケットという市場に行くための
渡し舟の乗り場近くまで来た。そのあたりで、日本人のおじさんと偶然会い、
パブリック・マーケットに行かないかと誘われ、暇だったのでついていった。

パブリックマーケットの入り口

そこは、生鮮食料品、特に夏だったので、果物類、魚類の豊富な市場だった。
そのおじさんは新鮮な魚を食べたくて来たらしい。カナダのアメリカ国境の近く、
カルガリー(だったかな?)に半年近くいて、あまり魚を食べられなかったそうだ。
やはり、日本人は肉より魚を食べたくなるものらしい。
ということで、生魚を買っても仕方ないので、食べられるところを探すのだが、
刺身風の活きのいい物を食べさせてくれる、テイクアウトのための売店は
なかなかない。
で、やっと見つけて妥協したのがこの生春巻き。
かなり大きくて、長さは18センチほどあったと思う。

これを食べながら、バンクーバーの市内の見所を聞く。
実は、忙しくってほとんど観光地を調べないまま現地に到着してしまったのだ。
でも、とても天気が良かったのと、上に写真を載せたとおり、ガラスを多用した
ビルが多く、とても景観の良い町だったので、それだけで結構満足していたの
だけど、Sea Busに乗るのがいいとか、Stanley Parkへバスで行くのがいいとか、
色々教えてもらった。

Sea Busは天気のいい中を船に揺られるのが気持ちよくて、川を2往復もわたったし、
Stanley Parkへ行くバスは、普通の人の生活用の路線バスだったので、
住宅街とかも結構走っていて、バイオリンのお稽古に行くのか、金髪の少年が
乗ってきたり、小学校の社会見学なのか、小さい子を大人が引率して乗せてきたり、
おじいさんやおばあさんが乗っていたり。

適当に街中を歩くのも楽しかった。
そこで見つけたのがこれ。

連邦裁判所

カナダ連邦管轄の事件を扱う(たぶん)、連邦裁判所。こんなきれいなのが
裁判所だなんて。まるで温室。ガラス屋根の中も、彫刻があったり、
人口の滝のようなものがあったり、もちろんたくさん緑もあったし。
何か心理的効果を狙っているのだろうか。

バンクーバーへ着いた日、何も分からずに、チャイナタウンが宿から近かったので、
チャイナタウンへも行った。すごかった。
治安が悪いってこういうことなのだと思った。歩いている人の人相がたいてい悪い。
店もぜんぜん清潔じゃない。メキシコのほうがまだきれいだし、人の目に輝きがあった。
もちろんホームレスもいて、骨と皮を通りこして、肩を上下させて
苦しそうな音をさせながらじゃないと、呼吸できないおじいさんも見た。
SARSになるかもしれない、という危機感を感じ、日の暮れる前に
そこを立ち去ることにした。本当に怖かった。

ホステルではやっぱり日本人と知り合いになった。
アラスカのほうで3ヶ月くらいカヌーで川下りをしてきたというツワモノ。
今度は歩いてアメリカ西海岸を縦断するらしい。最近はがきをもらったけれど、
もう半分を過ぎたそうだ。探検家という言葉はこういう人のためにあるのだと
思った。2晩だったけれど、飲みに連れて行ってもらったり、
ちょっと危ない地域で夜遊びができたのもこの人のおかげです。
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